地声の声量を上げるトレーニング!アンザッツ 2【動画付き】

皆さんこんにちは!

歌声クリエイターの「ゆーま(U-ma)」です!

 

今回は当てトレ2という練習を行ってみましょう。

 

当てトレとは僕が作った造語なのですが、もともとはフースラーという発声教師が提唱しているアンザッツ(「当てる」「置く」トレーニング)という練習方法のことです。全部で6番まであり、その中の2番を今回ご紹介します。

 

 

少しでも簡単に聞こえた方が良いと思い、スクールでは当てトレとしています。

この練習方法は披裂筋群や輪状甲状筋をサポートする筋肉を狙ってアプローチできるのです。

では、いってみましょ〜!

当てトレ(アンザッツ)トレーニング

地声と裏声を綺麗に扱うことが基本となりますが、分離が進むと各声区に対して更に負荷割合を上げていくことが可能になります。

 

 

アンザッツの2は、地声発声のメインである披裂筋群の他に、胸骨甲状筋(引き下げ筋)、声帯筋にアプローチします。

アンザッツ2の音質は、深みと芯のある地声です。

 

 

 

順序は以下の2つです。

順序①地声中音域(男性の場合はF3〜A3辺り、女性の場合はA3〜C4辺りの安定的に地声が出しやすい高さ)のロングトーンが普段は前に向かって出ていくと思いますが、声を胸の方向(真下)へと向かわせます。

すると、いつもより声が深くなります。この時点では、まだ声に芯がなくても構いません。

 

 

 

順序②その声の深さを維持したまま、なるべく声に芯を作っていくイメージを持ちます。

(①の際に披裂筋群と胸骨甲状筋が関与し、②の際に声帯筋という筋肉が関与します。)

アンザッツ2は、結果的にいつもよりお腹に支えの力が入ることと、喉や胸がしっかり鳴っている感覚を受けるのが特徴です。

 

※アンザッツ2発声の僕の音声は最後の動画内で確認できるので必ず聴いてくださいね!
(アンザッツ2の特徴である「深さ」と「芯」を理解して練習しましょう♪)

まとめ

まとめ①アンザッツとは『音を当てる(置く)』トレーニング

 

 

まとめ②当てトレ2の音質は「深さ」(胸方向)と「芯」がある

 

 

まとめ③地声領域で、披裂筋群、胸骨甲状筋、声帯筋にアプローチする

 

ゆーま
あまり難しく考えずに動画で「やり方」と「音質」を確認してね!
特に地声が弱々しい方は効果があるので頑張りましょう♪

※音質確認だけしたい方は動画の2分40秒辺りから聞いてください。

 

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