綺麗に換声点(ブレイクポイント)を跨ぐ!声の裏返り防止【動画付き】

皆さんこんにちは!

歌声クリエイターのゆーま(U-ma)です♪

動画付き今回はYouTubeの動画を使ってのボイトレ実践です。

前回のYouTube動画【ボイトレ実践編14・音量操作しながらブレイクポイントを跨ごう!】の続編となります。

では、いってみましょ〜♪

今回のトレーニングの狙い

細かなトレーニングの狙いなどは動画中にも解説し、実践していますが先ず『ハミング』を使用することについて書いてみます。

 

ハミングとは、『m子音発音であり、口を閉じた状態の「ん」です』

リンゴ:Ringoの「ん」のような口を軽く開けて発音できる「ん」ではなく、
難波:NAMBAの「ん」のような口を閉じないと発音できないものを指します。

 

そのハミングを使用して今回は以下の3ステップを行います。

 

今回のトレーニング3ステップ

 

ステップ①ハミングで地声から裏声方向に向かう

まずハミング発声で地声から裏声に向かいます。

ハミングの特徴として立ち上がりが滑らかに出やすいので、声帯が雑に激しくぶつかり合う状況をなるべく回避させ、裏声方向へと向かいやすく仕向けます。

 

 

ステップ②『u』母音を使用する。

「u」母音はフースラーが頭声のトレーニングに勧めるように裏声が得意とする母音の1つです。
これも地声の立ち上がりを滑らかにし、力みすぎずに裏声へと繋げやすい状態を作り出します。

 

 

ステップ③『Gu』発音を使用する。

「G」の子音は喉頭の引き下げを誘発しやすい子音です。
それと「u」をセットにすることで高域声区へと向かった際に喉頭の激しい引き上がりを少しでも抑制しようと試みています。

 

ゆーま
なるべく滑らかに声区変換するイメージを持ってトレーニングしてみよう!

 

 

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