アンザッツ3a &3b【ミックスボイスに必須な声帯筋へのアプローチ】

皆さんこんにちは!

歌声クリエイターのゆーまです♪

 

今回はミックスボイス習得のために習得が必須となる『声帯筋』へのアプローチ方法を発信します!正しく行う為の理解が必要なので記事最後の動画を必ずご覧ください。

 

動画付きこの記事の最後に動画で細かく解説と実践を行います!

 

では、いってみましょ〜!

声帯筋とは?

ミックスボイス習得に必須となる技術に声帯筋のコントロールがあります。

声帯筋とは声帯の縁に存在し、地声と裏声を混ぜ合わせる際に声帯を柔軟に密着させ続ける仕事を行います。
あとは地声発声時にも声帯を分厚くし過ぎないようにバランスを取りながら声帯を締めることが可能になります。

ベルカントメソッドの教師であるリード、フースラーが最重要視した筋肉です。
声帯筋の詳細解説記事も貼りますので是非ご覧ください↓

 

アンザッツ3a &3b

声帯筋へのアプローチはアンザッツ3aと3bを行います。

ただ、声帯筋の自律運動は多くの場合全く訓練されておらず、最初は出来ないものと思ってください。
地声と裏声の2声区がコーディネート出来ずに裏返る原因はこういったところにあります。

アンザッツ3以外のアンザッツで強化しなければいけない喉頭懸垂機構の筋群の脆弱性も声帯筋が自由に動けない原因となります。
すなわちアンザッツ3のみをひたすら繰り返すことはオススメ出来ません。他のアンザッツも同様に行うことが必須となります。

 

・アンザッツ3a

アンザッツ3aは地声声区での発声となります。(声区はややブレンドされます)
主なルールは「鼻腔が閉じない」「響きが鼻根部に集まる」「声帯が引き伸ばされる」といったものがあります。

・アンザッツ3b

アンザッツ3bは裏声声区での発声となります。(声区はややブレンドされます)
主なルールは「裏声成分が多い」「裏声低域でも発音できる」「まろやかさがキープできる」といったものがあります。

今回のアンザッツ3は必ず動画で音質を確認してください。
そして、フースラー本人の言葉をソースとして正しく理解しトレーニングしてください!(時にボイストレーナーさんであっても間違えた音質を発声することがあります。それほど高度な発声です)

動画で音質を把握しよう!

最後に用意しているYouTube動画(チャンネルはこちら)では僕がデモンストレーションして実際にアンザッツ3abを発声しています♪

音質の特徴を確認してください!

 

ゆーま

かなり難しい練習ですが、あなたなら習得できるはずです!

 

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