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腹式呼吸と声帯の関係

      2018/11/19




皆さんこんにちは!いつもボーカルスクールMVS公式ブログをご覧くださり、ありがとうございます。
シンガー・ボイストレーナーのU-ma(ユーマ)です。

今日は、公式LINE@での質問でも特に多い「腹式呼吸」について掘り下げて書いてみたいと思います。

腹式呼吸と、声帯を別々に考えてしまうと本質から外れてしまいますので是非最後まで読んでいただいてトレーニングの助けになればと思います。

では、いってみましょ〜!

 

腹式呼吸と声帯の関係

まず、最初に「腹式呼吸」自体はとても大切です。
(その内容については、過去記事の【腹式呼吸で歌は上手くなるのか?】をご覧ください。)

ただし、腹式呼吸だけでは歌は上手くなりません。

なぜかというと、
腹式呼吸で作られた呼気(吐く息のこと)を声に変換するのは声帯だからです。

簡潔に書くと、空気をコントロールする装置が腹式呼吸。
その空気を声に変換するインターフェースが声帯です。

ですので、いくら腹式呼吸の技術が高くても、その空気を声に変換するのが下手であれば歌は上手くいきません。

これが過去記事でも書いている、腹式呼吸だけでは歌は上達しないという意味です。

 

「腹式呼吸で沢山吸う」という間違い

もう一つ、大切なことを書きます。
スクール生でも「空気を腹式呼吸で沢山吸う」クセがあったシンガーさんがとても多いです。

これも間違いです。

歌が上手いシンガーは例外なく、吸気量は少ない(多量には吸わない)のです。

なぜかと言うと、少量の空気量でも声帯が空気を綺麗に声に変換できるためロングトーンからスタッカートまで多量の空気量を必要としません。

空気量が無駄に多いとコントロールが繊細にできずに表現に支障をきたします。
特に、肺いっぱいに空気を吸うなどは論外です。
常に余った空気を吐き出す動作が生まれたり、あるいはその多量の空気を消費しないと声が上手く出ないという悪い発声を長引かせることになります。

ここまで書きましたが、腹式呼吸の特に吸気に関する技術は歌にとっては小さな問題であり、大きな問題は呼気側(声帯も含めた技術となるため)なのです。
スクールでも吸気に関するトレーニングは、かなり時間が短いのはそのためです。

呼気を声帯がコントロールできるようにトレーニングする。
そのコントロールと腹式呼吸が密接に手を繋いでいる状態を目指すことが本当の意味で「腹式呼吸の扱いが上手い歌手」という事になります。

 

まとめ

①腹式呼吸単体では歌は伸びない

②腹式呼吸が声帯を通して声に結びついた時に歌は上達する

③腹式呼吸=空気調節装置

④声帯=空気を声に変換するインターフェース

最後までご覧くださり、ありがとうございます!

今回は分かりやすく簡潔に腹式呼吸と声帯の関係性の大枠を説明しました。
記事は短かったですが、まずはこの基本的な考え方を覚えておくと今後も歌の上達がシンプルに見えるようになります。

この記事も、普段のトレーニングのマインドセットに役立てば幸いです!
少しずつ着実に上達していきましょう!!

では、これからも「理想の歌声を目指す全ての人へ」有益な情報を発信していきます!!

 

 

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