歌の上達を知る簡単な方法【発声の正解は感覚で分かる】

皆さんこんにちは!

歌声クリエイターのU-ma(ゆーま)です!

 

 

今回の記事は「発声の正解は感覚(フィーリング)で必ず分かる」です。

 

では、いってみましょ〜!

歌声の音質は声帯の状況を反映する

まず重要なことは、『歌声が自然で伸びやかに聴こえる歌手というものは当然、声帯の振動状態は良好である』ということです。

 

 

以前のツイートでも呟いていますが、音質というものは音質を構成する要素を全て含んでいる訳です。

僕は、普段この声帯運動状況と、音質との関係を『鏡の関係』と言っています。

感覚もまた、声帯の状況を反映する

続いて、今回のテーマである『感覚(フィーリング)と発声との関係』です。

 

果たして、感覚とは何でしょうか?

医学的に答えると、「感覚器が、感知したものを脳へ伝達し、快・不快が決定されること」です。

 

例えば、腕の皮膚を軽くつねってみてください。

軽くつねっているうちは、何とも不快感はありません。

しかし、徐々に強くつねっていくと、そのうち痛覚を感知し、脳へと強い不快感を知らせます。

「これ以上、負担がかかるとマズイ!(怪我をする)」と知らせてくれているのです。

これは、触覚や痛覚を感じる神経が皮膚に分布されているためです。

 

 

では、声帯や喉の組織はどうでしょうか?

発声中に声帯運動が滑らかな状態では、もちろん感覚受容器は何も不快感を伝えません。

 

 

しかし、技術的な問題や、声区バランスが抱える問題などにより、声帯運動がスムーズに行えなくなった途端、一気に感覚受容器はその不快感を脳へと伝達します。

 

 

結果、「これ以上負担がかかるとマズイ!(声が裏返る、喉を痛める)」と、喉に不快な症状を感じることになります。

音質が正しいと、必ず感覚(フィーリング)も良い

トレーニングを経て、正しい音質を獲得すると、例外なく感覚も良くなっていきます。

 

なぜかというと、効率の良い声帯運動状態から、不快信号は間違っても送られないからです。

 

 

ですので、例えば「感覚が苦しいのですが、これは正解ですか?」という種類の質問は、何らかの問題をまだ抱えていることを示しています。

 まとめ

まとめ①歌声の音質は声帯の運動状況を反映する(鏡の関係)

 

まとめ②発声(声帯運動)に何らかの問題が発生すると不快信号が送られる

 

まとめ③歌唱音質が改善されていくにつれて、感覚も改善されていく

 

 

ゆーま
ボイトレを通して、不快感を少しずつ排除していきましょう。徐々にではあっても、あなたの声を成長させられるように発信を続けます♪
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