皆さんこんにちは!いつもブログをご覧くださりありがとうございます♪
今回は「口角の緊張と音質の関係」をテーマに書いてみたいと思います。
このテーマはかなり簡潔に書けるのでサラッと読み終わるはずです。
では、いってみましょ〜!
この記事の目次
口角の緊張と声帯との関係
今回のブログ内容は凄く簡単ですので、いきなり結論です。
口角を横に強く引くと声帯閉鎖を助長しやすくなり、口角に力を入れずに口を縦方向に開くと声帯伸長を助長しやすくなります。
ここで重要なのは『助長しやすくなる』ということです。
例えば、声をある程度自由に扱えるシンガーは口角を引いても意識的にリラックスした裏声も出せます。
ただ、出しにくくなるのは事実です。
それは口角を横に引くことで閉鎖を助長しやすくなるからですね。
この現象を、当てトレ(アンザッツ)を考案したフースラーは意識的に使いました。
過去記事で紹介している当てトレ4は柔らかい頭声です。
その際は「u」を使用するのですが、これは口角を絶対に引かずに口が縦開きに向かう母音を使っている訳です。
そうすることでクオリティの高い音質を確保するように仕向けたいということです。
あとは、見たことがある人もいるかもしれませんがソプラノ歌手が、歌唱時に発声する「i」母音を縦開きの口の構えで発声しているのも、この口角を弛緩させながら頭声を出すようにしているせいです。
この辺りの知識もトレーニングに組み込むことで更に質が向上するでしょう。(特に『当てトレ』のようなトレーニング)
かなり端的な内容でしたが、裏声が過緊張を起こすような方は是非試してみてください!
口角を横に引くと声帯閉鎖を助長しやすくなります。
逆に、口角をリラックスさせ「u」のような母音を使うと裏声伸張を助長しやすくなります。この現象を使い分けることで狙った音質のクオリティを上げることが可能になります。#ボイトレ #ボイストレーニング
— ゆーま/ボイトレ本執筆中♪ (@MVS_music) September 26, 2019
まとめ
まとめ①口角を横に引くと声帯閉鎖を助長しやすくなる
まとめ②口角をリラックスさせ縦方向の開口意識すると声帯伸張を助長しやすくなる