
皆さんこんにちは!
今回は『当てトレ4で純粋な頭声を出そう』というテーマでお送りします。
動画付き記事の最後にはYouTube動画で解説と実践を行いますので是非そちらもご覧ください!
では。いってみましょ〜♪
この記事の目次
当てトレ4の特徴
まず、今回行う「当てトレ4」の音質特徴についてです。
大きな特徴は3つです。
特徴①漂うような声
特徴②声質に芯がない
特徴の1と2は、同じ特徴を違う角度から言っているにすぎません。
当てトレ4の純粋な頭声では声に「芯」を作り出す要素が徹底的に排除されます。
つまり、声帯の縁を締める声帯筋や、披裂筋群が弛緩し、空気をせき止める仮声帯も開きます。
特徴③声を吸い込むような感覚がある
アンザッツを提唱したフースラー曰く、イタリア声楽では純粋な頭声を教える際に「声を吸い込みなさい」というフィクションを伝えるようです。
純粋な頭声で鍛えられる筋肉
今回のトレーニングで鍛えられる筋肉は以下のものです。
筋肉①茎突咽頭筋
筋肉②口蓋喉頭筋
筋肉③胸骨甲状筋
茎突咽頭筋と口蓋喉頭筋は軟口蓋を引き上げるような筋肉です。
その2つの筋肉に対して甲状軟骨が正常位置をキープできるように対抗牽引するのが胸骨甲状筋です。
このように上下に空間を広げる筋肉達を効率よく刺激したいので、先ほどの3つの特徴を邪魔するような、
芯を入れる、声を平べったくする、強く呼気圧をかける、ということは絶対にやめることが大切です!
【この記事と合わせて読みたい記事はこちら】