皆さんこんにちは!
今回は僕が影響を受けたボイトレ本を紹介させていただきます。
そんなに冊数はありませんので、ぜひ参考にしてみてください!
ベルカント唱法
オススメ本として、真っ先に挙げるのは間違いなくベル・カント唱法(コーネリウス・L・リード著)ですね。
僕が医学生時代に一番衝撃を受けた本です。
医学的観点と歴史的観点の両方から裏付けを取っていくリードの語り口には本当に説得力があります。
この本と出会わなければ今の僕はいません。
それくらいの一冊です。
少し難しいかもしれませんが、やはりこの原版がオススメです。
誰かがベルカント唱法を書き起こしたものを読むと、その人の解釈となってしまい「本当のベルカント唱法(リード)の考え」が伝わらない可能性が高いので注意です。
良くも悪くも、書き手のアレンジが加わってしまうということですね。
1年ほど前に、持っているものが古くなって新たに買おうとしたら、一時的に販売してなかったので早めに1冊購入していてもいいかもしれませんね。
あと、中古でも価格が下がりにくいのも、この本の特徴ですね。
うたうこと~Singen~
次は、うたうこと 発声器官の肉体的特質―歌声のひみつを解くかぎ(フレデリック・フースラー著)です。
これはベルカント唱法を読んでから、余裕があればで良いですね。
かなり難解に感じると思います。
こちらも発声学を後世に伝えてきた素晴らしい一冊ですので、タイトルだけでも知っていて損はありません。
ただ感覚的に捉える内容も多いので、違う著者の解説本などを読むと解釈が変わることがあります。
やはり読むなら原版ですね!
こちらも中古でも、あまり安くなりません。笑
フォニックス発音トレーニング
「これは意外だ!ボイトレ本じゃない!?」と思われるかもしれませんがフォニックス<発音>トレーニングはボイトレにおいて、超役立ちます!
日本人は特に、口輪筋や、舌筋のような言葉を「弾く」「切る」「押す」「巻く」チカラが弱いんです。
子音(a/i/u/e/o以外)にそもそも発音があることも知らないシンガーも多いです。
レッスンでビックリする生徒さんも多いですね。
フォニックスを練習に取り入れているシンガーは少ないと思います。
この本はCD音源を聞きながら発音できるので自宅練習がはかどります。
最後に
僕のブログでご紹介する「おすすめ情報」は全て僕が実践、経験したものです。
自分のボイトレ体験から「これは良い!」「皆んなにも共有したい!!」と思ったものだけを情報発信していきますので、今後も参考にしてみてくださいね。