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声帯閉鎖をコントロールして声を綺麗に出す方法

      2018/07/01




皆さんこんにちは!いつもボーカルスクールMVS公式ブログをご覧くださり、ありがとうございます!

今回の記事内容は、先日UPさせていただいたYouTube動画(発音を変化させるタイミング)について補足的に書かせていただこうと思います。

この辺りは中級クラスの知識にはなってきます。もし、今の時点では書いている内容が理解しにくいという方も、一度気にせずに気楽に読んでみてください。色んなコンテンツを見てもらって少しずつ理解してもらえたらと思います。
では、いってみましょう!

 

発音を明瞭にする意味

私の過去の記事や動画でも「地声発声では特に発音を明瞭にしましょう」とお伝えしています。
これには、とても大事な意図があります。
発音を明瞭にすると間接的に声帯閉鎖が強くなる要因になるからです。

ただ、この知識をなんとなく覚えただけではいけません。
大半の独学のシンガー達は「なるほど!閉鎖が強くなるのであれば地声も裏声も明瞭な発音で強く出せば筋力アップが期待できるんだな!」と思い込んで、ただガムシャラにありったけのパワーで両声区を発声してしまいます。
これは間違いです。

今一度、私の発言を聞いてください。
「地声発声では特に発声を明瞭にしましょう」

「地声発声では」です。

なぜ、「地声発声では」なのでしょうか?
1度考えてみてください。

もし今、理由が分かったとしたらあなたは私のYouTube動画やブログ記事、その他のコンテンツから本質を学んでいます。

答えは、簡単です。
「ファルセットで鍛えるのは閉鎖力ではなく、伸張力だから」です。

リードは、こう言います。
「各声区の純化を先ず最初に行いなさい」

『2声区を綺麗に出す=地声はしっかり声帯を閉鎖する発声、裏声はしっかり声帯を伸張させる発声を習得すること』
なのです。

そうすることで、ようやく適正な負荷をかけることが可能になります。
逆説的に考えると、裏声発声で余計な閉鎖力を強くかけすぎると負荷が分散し、全く意味を持たないことになります。(地声負荷の場合は、この逆ですね)

 

裏声は、なぜ「ho」からスタートするのか?

ファルセット(裏声)純化では先ず、過剰な閉鎖を起こさせないことを念頭に考えます。(地声成分を添加させない)

そうした際に「h」子音というものが、かなり使えます。
「h」子音はどれだけ空気漏れをなくそうと思っても無くせないのです。それを利用するのが狙いです。

もし、あなたが地声発声が強ければ1度実験をしてみましょう。
まず「a」発声で出しやすい高さの音をロングトーンしてみてください。
次に同じ音を「ho」でロングトーンしてみてください。
どちらが発声しやすい(力が入りやすい)ですか?

「a」だったのではないでしょうか?
なぜかというと閉鎖を間接的に誘発しやすいからです。

以上のように、閉鎖を誘発しにくい「ho」を利用して先ずは伸張力をしっかり使った裏声に純化していくことが大切です。
そして、キッチリとフォームを固めたからこそ筋肉に負荷をかけていくことができます。

 

まとめの前に

発声学の権威でもあるリードは『「a」母音を習得してから他の母音や子音へ』という内容を書き記しています。(ですのでリードの発声学を学んだ方は「ho」なんてリードは書いてないよ!「a」だけで良いんだよ!と思うかもしれません)

ですが私が日本でトレーナーとして多数の生徒さんの声と向き合ってきて、統計的には間違いなく「ho」を使用した方が純化が早いのです。

リードの発声学は、ほぼ完璧でしょう。
これは間違いないです。私が医学院在籍時に数々の医学文献と照らし合わせても、リードの言い分に非は見つかりませんでした。

ただ一点、亡くなったリードと会うことができれば「a」母音でのファルセット純化は効率が良くないのではないか?と聞きたい気持ちがあります。

今回のテーマの本質は「純化」です。
誰かが「a」が良いと言っていても「ho」のほうが結果が良ければ修正することが大切だと私は考えています。
「何の母音を出すことが問題ではなく、純化が効率良く進むこと」が本質なのですから。

 

まとめ

①発音を明瞭にすると間接的に声帯閉鎖が強くなる要因になる

②ファルセット純化においては「ho」、地声純化は「a」を使う

③純化(綺麗な発声)を行っていないと筋力に負荷がかからないリスクがある

今回も最後までご覧くださり、ありがとうございます!
少し難しい内容の記事も増えてきますが、楽しみながら学んでいってください!
では、これからも「理想の歌声を目指す全ての人へ」有益な情報を発信していきます!
 

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