ミックスボイスの正体

      2017/11/24




初めまして!
この度、ボーカルスクールMVS公式ブログを開設させていただくことになりました。

このブログでは、歌を勉強している方々の為になるような発声に関する有益な情報をUPしていこうと思っています。

初回は、当スクールの名前にもある(Mix Voice School)ミックスボイスについて正しく理解してもらおう!というテーマでお送りします。

理解することは、とても大事です。
なぜなら、常に正しい発声のゴールを目指して練習を重ねている以上、そのゴールの存在を明らかにする必要があるからです。(ゴールが分からないと訓練の道筋は絶対に分かりません)

では皆さんはミックスボイスの定義をご存知ですか?

 

ミックスボイスには定義がある

もしミックスボイスの正体を理解せずに練習しているとすれば残念ながら一生かかってもゴールには辿り着けません。
なぜならゴールが何なのか、どこなのかを知らないからです。

でも、知らなくてもご安心ください。
このブログでは、そういった事を惜しげもなく書いていきます。

ミックスボイスの定義とは
「地声と裏声の音圧、音質ともに極限まで等しく鍛えられた際に現れる両方の声質を持った声」のことです。

この定義は本当に大切なことなので覚えてください。

よし、じゃあミックスボイスを論理的に説明していきますね。

 

ミックスボイスを論理的に紐解く

 

発声時、声の音というのは声帯を震わせることで発生します。その音が口の形などを変えることで共鳴し増幅されて声になります。

しかし声帯自体は自分で動くことはできません。
声帯には重要な筋肉が2つあり、ヒレツ筋と輪状甲状筋と言います。

ヒレツ筋は声帯を閉めて地声を出します。輪状甲状筋は声帯を伸ばして裏声を出します。
この2つの筋肉の筋力が喋ったり歌ったりする時の声の大きさなどを決定します。

ここまでは大丈夫ですか?
ゆっくりで大丈夫なので、分からなければ読み返してくださいね。

では、ドンドンいきましょう!

例えば男性の場合、普段の生活ではほぼ地声しか使いませんよね?
ということはヒレツ筋が輪状甲状筋よりもかなり発達しています。
女性の場合は裏声を多用する方も多いと思うので輪状甲状筋がヒレツ筋よりも発達しているかもしれません。

何が言いたいのかというと、声をミックスさせることにおいて1番重要なことは何でしたか?定義は覚えてますか??

「あっ!!!!」と思ったあなたは凄いです。
ミックスボイスの定義は「地声と裏声の音圧、音質ともに極限まで等しく鍛えられた際に現れる両方の声質を持った声」

地声と裏声が極限まで等しくなければ正しくミックスされ得ません。残念ながら100%無理なんです。

音階を上って行く際にはヒレツ筋(地声)から輪状甲状筋(裏声)に移行していきます。
高音に向かう途中で地声が苦しくなってきて裏声に切り替えるブレイクと呼ばれる箇所に差し掛かります。
ここで両方の筋力が等しく整っている場合、スムーズに音のバトンがヒレツ筋から輪状甲状筋に渡ります。
このバトンを受け渡す時に地声と裏声の成分が50:50になる際の声がミックスボイスです。

逆に筋力バランスが悪い場合、筋肉の切り替えの際に声帯の振動が上手くいかずギクシャクすることで声が裏返ります。

この悪い筋力バランスを徹底的に等しくコーディネートするのがボイストレーニングの大事なテーマの1つなのです。
どの動画や情報を見ても教えてはくれませんが、ミックスボイスは論理的に医学的に説明することができます。
ということは、正しいトレーニングを続けて筋力バランスを完璧に整えることで声はミックスされるということです。

このように声を理解していくと、トレーニングの進み方もスムーズになります。
コツコツと楽しみながら前進してもらえれば幸いです。

これからも、理想の歌声を目指す全ての人へ。
有益な情報を発信していきます!

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20歳より音楽活動をスタートさせ様々なボイストレーニングを6年ほど実践してきたが上達せず断念。その後、医学的な観点からのアプローチが必須であると気付き医療学院へ入学し首席で卒業する。 コーネリウス・リード著「ベルカント唱法」の完璧な発声理論に感銘を受けトレーニングを再開し、声区融合(ミックスボイス)を完成させることに成功。 現在、ボーカルスクールMVSでの指導に加え、正しい声の知識を全国へ普及するべく様々な活動を行っている。

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