歌が最強に上手くなるには?【反復練習の大切さ】

皆さんこんにちは!

歌声クリエイターの「ゆーま(U-ma)」です。

 

 

 

今回は「反復練習の大切さ」について書かせていただきます。

 

 

 

前々回の記事『なぜ練習が続けられないのか?』と合わせて読んでいただくと理解も深くなるかと思います。

 

では、いってみましょう!

反復練習の意義

練習や学習の大半のパターンは、

 

「上手くいかない」 → 「少しずつ上手くできてきた」 → 「かなり上手くなった」という1サイクルで行われます。

 

 

 

ですが技術の向上には実は、まだ先があります。

 

「上手くいかない」 → 「少しずつ上手くできてきた」 → 「かなり上手くなった」 →  「完璧」 → 「簡単すぎて、あくびが出ちゃう」

 

 

 

このサイクルで手に入れた技術は、意識せずに遂行できるレベルになります。

 

よく例えを出すのは、車の運転です。

運転開始当初は、クラッチの切り替えやハンドル捌きに意識を集中し続けなければなりません。

ところが正しい動作を何回も何回も飽きるほど繰り返すことで、助手席の人と話しながらコーヒーを手に持っていても簡単に運転をこなせるようになります。

 

 

このようなレベルになると歌の技術であれば歌唱中にパフォーマンスだけに集中したとしてもなんら問題を起こさないことに繋がるのです。

 

 

ですので、当スクールでもレッスン開始当初に裏声発声が純粋に発声できない方でも、

生徒さん
もう簡単すぎますよ♪

というレベルまで体に落とし込みます。

 

 

 

そうすることで一生その課題に戻ってくることはないからです。

意識しないことの大切さ

先程も書いた通り、技術の最高峰は「意識しないレベル」です。

 

例えば、プロの楽器奏者の方達はイメージした強さ弱さ、滑らかさ、などの表現を自由自在に操ります。

どんなに早いフレーズだとしてもです。

 

このイメージの力を「メンタルピクチャー」と言います。

思い描いた音を、現実に表現するのです。

 

歌も技術の最高峰は同じです。

どのような音質、地声、裏声、強さ、弱さをイメージの力のみで表現するのです。

そこに出し方の意識は、ほぼありません。(口の形、お腹への意識、共鳴の意識など)

 

 

最初の頃は上手く出せなかった綺麗な裏声が、トレーニングを経て「もう簡単ですよ。飽きましたよ。」となった際にも同じ現象が起こっています

 

構えなど意識しなくても、イメージだけで発声できるようになってしまいます。

まとめ

まとめ①反復練習のサイクルは「上手くいかない」 → 「少しずつ上手くできてきた」 → 「かなり上手くなった」 →  「完璧」 → 「簡単すぎて、あくびが出ちゃう」となるまで深く習得することが望ましい

 

まとめ②技術の最高レベルは「意識しないレベル」

 

 

ゆーま
意識してもできないことを徐々にマスターしていくためには「反復練習」しかありません。ボイトレを日常に加えることが最短で歌が上手くなる方法ですよ♪
【この記事と合わせて読みたい記事はこちら】